ギリシャ、バリに魅せられて

ギリシャとバリの旅行記。音楽の話題も少し。

音楽(10) 川の流れを抱いて眠りたい 時任三郎(「ライスカレー」から)

 
音楽というよりテレビドラマの話題になってしまうが、僕の大好きなドラマである「ライスカレー」のことを書きたいと思う。1986年の作品で、脚本は倉本聰。このドラマで効果的に使われていたのが、主演の時任三郎が歌う「川の流れを抱いて眠りたい」だった。

銚子出身のケンとアキラが野球部の先輩を頼ってカナダに渡り、ライスカレーの店をやろうと夢を抱くものの挫折。ケンはアキラと別れた後、丸太小屋作りに加わり、慣れない英語に苦労しながらも奮闘していく・・ そんな青春ストーリーだが、俳優も豪華だったし(時任三郎、陣内孝則、中井貴一、藤谷美和子、北島三郎 ほか)、脚本も音楽も見事な出来だった。さらに良かったのがカナダ(バンフ国立公園)の自然の美しさで、この当時、長期間の海外ロケを行い、英語も多く取り入れたドラマは珍しかったと思う。

ケンとアキラの別れ
ケン(時任三郎)とアキラ(陣内孝則)の別れ、アキラがヒッチハイクで去っていく場面
(ここで流れる「川の流れを抱いて眠りたい」が泣かせる)

BJとミシェル
丸太小屋作りで働くBJ(中井貴一)とミシェル
(二人は愛し合いながらも別れることに)

ジェーンとケン
ケンとジェーン、ジェーンの母
(ジェーンはケンの英語の先生でもあった)

リスとケンの再会
ケンと恋人リス(藤谷美和子)とのカナダでの再会
(これがドラマのラストシーン)

我々の大切な友人であるももこさん夫妻と最初に会った時、ご主人(和成さん)がこのライスカレーの大ファンであったことを知り、驚くとともにとてもうれしく感じたことを思い出す。青春時代の憧れと挫折、広大な大自然の美しさ、出会いと別れ、そんな要素がきれいに散りばめられた本当にいい作品だと思う。

 
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  1. 2013/07/24(水) 12:36:17|
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音楽(8) 中島みゆき

 
 何か月か前の週刊誌に、「日本で一番歌がうまいのはこの人だ」という記事があった。音楽界の一流識者16人が選んだランキングとのことだったが、女性歌手の結果は
 1位 美空ひばり
 2位 ちあきなおみ
 3位 都はるみ
 4位 中島みゆき
 5位 山口百恵
となっている。

 こうしたランキングでは多くの人が同じ感想を抱くだろうが、僕はこの記事を読んでちょっと違うかなとも思いつつ、一方で結構感心した。ベスト3に関しては妥当なところだろうが、山口百恵は後期の充実は認めるにしてもちょっとこの位置ではないなと感じ、中島みゆきを4位に入れたのはさすがだと頷いたのである。

 その記事でも触れていたが、歌がうまいというのは、「技巧的な歌唱力」と「聴き手の心に伝える情念」の両方が必要なのだろう。そして、その情念に関して言えば、中島みゆきは彼女にしか表現できない世界を持ち、抜きんでた存在だと思う。

 吉田拓郎が最近の対談で、「僕がギターでバックバンドをやりたい歌手は沢田研二と中島みゆき」と言っていたが、これもわかるような気がする。声に艶があって、独自の世界を表現できる歌手ということなのだろう。

中島みゆきの作品は詩も曲も素晴らしいが、僕の好きな曲となると「時代」、「かもめはかもめ」、「この空を飛べたら」、「歌姫」、「二艘の船」。他にもたくさんあるので、いずれまた触れてみることにしたい。

 ちなみに、冒頭のランキングの男性歌手は、1位桑田圭祐、2位沢田研二、3位尾崎紀世彦、4位布施明、5位久保田利伸 となっていた。
 

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  1. 2013/06/07(金) 16:39:57|
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音楽(6) 吉田美奈子 「時間をみつめて」

 
このブログはギリシャとバリの旅行記をテーマにしているので、そう頻繁には新しいことを書けない。なので、国内旅行や散策、それに音楽のことをトピックス(つなぎ)的に書いているが、こうした内容を載せているサイトはあまりに数多いので、本当に個人的な好みを書くことにしている。
 
で、今日取り上げるのは吉田美奈子である。この人は日本の女性歌手で言うと、僕の中では八神純子とともにトップに来る存在で、その次に中島みゆき、それから荒井(松任谷)由美というところになる。

70年代半ば、ニューミュージックという言葉が語られ始めた頃、その女性歌手の代表は荒井由美だったけれど、彼女と並んで注目されていたのが吉田美奈子だった。荒井由美は名曲「陰りゆく部屋」の後、松任谷由美となってメジャー路線を走り続けたが、吉田美奈子はメジャーになることはほとんどないまま、でも今日まで素晴らしい音楽活動を続けている。そういえば、90年代の頃、会社の同僚に僕の好きな歌手は吉田美奈子だと言っても、本田美奈子(故人)と勘違いされていたこともあった。

ただ、吉田美奈子は玄人筋からの評価は高く、70年代後半から出したアルバムのほとんどは名盤として語り継がれている。その中でも
・76年のFlapper(「朝は君に」のグルーブ感、「ラムはお好き?」の余韻)
・81年のMonster In Town(「Town」のアレンジ、名バラード「Loving You」)
・82年のLight’n Up(「頬に夜の灯」の軽やかさ、「風」の抒情感)
といったアルバムでは本当に素晴らしい名演を聞かせてくれる。

 
吉田美奈子のすごさは、作詞作曲だけでなくアレンジを含めた音楽のプロデュース力にあり、そしてもちろんその歌唱力にある。かつて、山下達郎が「日本で一番うまい女性歌手」と紹介していたけれども、それはある意味でそのとおりだと思う。
 
吉田美奈子には上にあげた曲以外にも好きな曲は多くあるが、この一曲と言われたら「時間(とき)をみつめて」だろうか。90年発表のアルバム「gazer」に収められた名バラードで、静かな曲調の中で美しく哀しく、そして力強い歌が心を揺さぶる。95年のライブ映像があるので、参考までに。
 
http://www.youtube.com/watch?v=qrWQ02oI4Kw&feature=player_detailpage  
 

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  1. 2012/12/14(金) 15:09:46|
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音楽(4) 八神純子 「さよならの言葉」

過去のギリシャ旅行記まとめに入る前に、もう一度音楽の話題。
僕が一番好きな女性歌手、八神純子について。ちなみに、同じくらいに好きなのが吉田美奈子、その次が中島みゆきだろうか。

八神純子はヤマハのポプコン出身だが、僕は1977年頃だったか深夜のテレビ番組で耳にした彼女の歌に衝撃を受けた。何と美しい高音を響かす女性がいるのだろうと。
その後、八神純子は「みずいろの雨」がヒットし、「ポーラー・スター」や「パープルタウン」でベストテン番組にも多く出演するようになった。

結婚後はアメリカに移住していたが、昨年から日本での活動も再開している。今、54才とのことだが、あのクリスタルボイスは健在で、デビュー当時と同じキーで歌い上げているのは本当にすごい。

八神純子 ファーストアルバム

これはファーストアルバムのジャケット写真だが、僕の友人が当時、「この服装が僕の好みにぴったりだったので買った」と言っていた。ジャケットでアルバムを買うとは何て贅沢だと思ったが、まあそれはともかく、彼女の初期の雰囲気がよく出ている。

僕自身は「みずいろの雨」以降はあまり好みではなく、ファーストアルバム(思い出は美しすぎて)、セカンドアルバム(素顔の私)に幾つかある抒情的なバラードが一番好きだ。「思い出の部屋より」、「揺れる気持ち」、「夜間飛行」、「DAWN」 みな素晴らしい。
でも、あえて1曲選ぶとすれば「さよならの言葉」だろうか。
2枚目のシングルとして出され、なぜか全く売れなかった曲だ。作詞・作曲の小野佳代子が歌うバージョン(コッキーポップのDVD)もなかなか良いが、ファーストアルバムの最後に収められたこの曲は八神純子の透き通る高音が本当に心地よいと思う。

http://www.youtube.com/watch?v=Yp_2XmH02WM


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  1. 2012/04/11(水) 13:35:29|
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音楽(1) チューリップ 「青春の影」

ギリシャ、バリの旅行記を各2回アップしたので、音楽についても1回書こうと思う。
世の中には音楽について書いたブログは無数にあるし、自分の好きな曲の情報もネットでいくらでも得ることができるから、ここでは僕の個人的な思い入れについて書いていく。

第1回に選んだのは、チューリップの「青春の影」。誰もが認める名曲である。
僕のカラオケ18番の一つであるが、我々の世代(50代)にとってこの曲は思い入れがある人が多く、飲み会後のカラオケで誰が先に歌うか争いになることもあった。

この曲が生まれたのは1974年、チューリップが「心の旅」でブレークした後となっている。シングル曲としては当時あまりヒットしなかったが、現在に至るまでチューリップを代表する曲として愛されているし、カバーした歌手も多い。

ピアノのイントロから一音づつ下がっていくコード進行はよくあるパターンだと思うが、何といってもメロディラインが素晴らしい。財津和夫の才能を深く感じるところだ。彼は今でも昔と同じキーで、少し枯れた味を加えて弾き語りしていることもすごいと思う。

この曲は結婚式で歌われることも多いそうだが、僕も20代半ば、最初に呼ばれた結婚式で大学の同期とともに「青春の影」にするか、大学の歌にするか、議論になった記憶がある。その時は結局、この歌は見送られてしまったけれども。

You Tubeの中で、テレビCMの挿入曲として使われているものがあったので、リンクしておく。ここでは、定年を迎えた夫婦が描かれているが、確かに「青春の影」は人生の節目を迎え、そこからまた新たに生きていくときにふさわしい曲なのかもしれない。

http://youtu.be/cIc6dNtq8ls


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  1. 2012/03/22(木) 13:45:06|
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たーぼ

Author:たーぼ
ギリシャとバリが大好きな夫婦 夫(たーぼ)と妻(マー)です。
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