ギリシャ、バリに魅せられて

ギリシャとバリの旅行記。音楽の話題も少し。

音楽(11) ティーレマン&ウィーンフィルの第九を聴いて

 次の旅行として4月のバリ、夏のギリシャの計画・手配を進めているところだが、そのことはいずれまとめるとして、今日は感銘を受けた演奏のことを書いておきたいと思う。

 2月16日(日)にNHK教育テレビで放送されたウィーンフィルのライブ(昨年11月にベートーベンチクルスとして行われた最終日の演奏)を録画し、今日見てみたが、この第九は実に感動的な名演だった。5.1チャンネルの録音を我が家で許される最大限の音量で聞いてみて、これはすごいと唸ったのである。僕はクラシックに詳しいわけではないので、あくまで個人的な感想だが
  • ウィーンフィルの柔らかい響きが何とも心地よい。特に第3楽章ではその響きの美しさに、ふーっと深いため息が出るような感じ。

  • 緩急の付け方がうまく、盛り上がる部分での演出が自然でかつ演奏の調和が見事なまでに美しい。第4楽章では幾度か身震いするような感動を覚える。

  • 一番すごいと思ったのはウィーン楽友教会の合唱。特に弱音部でのハーモニーが素晴らしい。普通の合唱団ではどうしても少しピッチが下がった感じに聞こえるのに、それが全く感じられない。

 この日、ティーレマンはカーテンコールに4回も呼び出されたそうだが、こんな演奏を生で聞けたら一生モノの宝だったと思う。

  
スポンサーサイト

テーマ:お気に入り&好きな音楽 - ジャンル:音楽

  1. 2014/02/21(金) 15:26:13|
  2.  フュージョン他
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

音楽(5) カラヤン ラストコンサート1988 悲愴

久しぶりに音楽の話題を。

僕はさして詳しいわけではないが、クラシック音楽も好きだ。一番好きな曲はチャイコフスキーの悲愴交響曲で、この曲に関してはかなり多くの演奏を聴いてきた。最近になってカラヤンの最後の来日公演ライブ盤があることを知り、CDを買ったが、これは本当にすごい演奏だ。

カラヤン悲愴

1988年5月のサントリーホールでのライブ録音であり、カラヤンが亡くなる一年前の演奏である。あれだけ何度も悲愴を録音したカラヤンだが、この後には一度も取り上げなかったそうだから、本当に彼の最後の悲愴交響曲になったとのことだ。
 
このCDの多くのレビューが書いているように、このライブ演奏には幾つものキズがある。第1楽章ではリズムが合わずにベルリンフィルのアンサンブルが崩壊しかけるところもある。でも、この演奏全体の持つ緊張感と圧倒的な迫力はとにかく素晴らしい。
 
その中でも白眉はやはり第4楽章だ。第2主題の出だしは比類なき美しさで、そこから徐々に強く、激しく、感情がほとばしるような高ぶりを聴かせてくれる。最後のクライマックス部は本当に見事な演奏で、胸をしめつけられる思いだ。もしこれを当日会場で聴いたら、一生のうちに何度味わえるかわからない、震えるような感動を覚えたことと思う。
 
このCDは心を落ち着けて、可能な限り大音響で聴きたい。それだけの価値がある素晴らしい財産である。
 
 

テーマ:クラシック - ジャンル:音楽

  1. 2012/07/17(火) 13:34:54|
  2.  フュージョン他
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

音楽(3) スタッフ 「ハッピー・ファームズ」

音楽の話題、フュージョン系の第1回は、スタッフ(Stuff)について書く。
彼らのファーストアルバム 「スタッフ(Stuff)」が出たのが1976年。当時はまだクロスオーバーと言われていた頃で、その中心にいたバンドがこのスタッフだった。

多分1977年だったと思うが、日比谷野音でのフュージョンライブがあり、その時出演したのがスクエア、プリズム、そしてスタッフだった。スクエア、プリズムの演奏も良かったが(ただしプリズムはこの時全部新曲で通した)、最後に出てきたスタッフの音を聞いてぶっ飛んだことを今でも思い出す。リズムの乗りと心地よさが全然違ったのだ。超絶技巧の曲をやっているわけではないのだが、あのグルーブ感はやはり彼らにしかできないのだろう。

そのスタッフも、リチャード・ティー、エリック・ゲイル、コーネル・デュプリーと亡くなってしまった。多くの人が書いているように、リチャード・ティーのピアノはシンプルだが独特の力強さがあり、ドラムのスティーブ・ガッドとは最高のコンビだった。その一方で、フェンダー・ローデスを弾くと、なんであんなにいい音がするんだろうと思ったものだ(バーバラ・ストライザンドの「ギルティ」はその最高傑作かも)。

それ以外のメンバーもみな素晴らしいミュージシャンだが、バンドとして見たときに要(かなめ)だったのはエリック・ゲイルだったように思う。彼は愛想がないし、ギターソロはそれほどうまいとは思えなかったけれども、バンドのグルーブ感をささえるバックギターとしては超一流、本当の職人だったのではないだろうか。

スタジオ録音盤の中では、シンプルな構成ながらも一番グルーブ感が出ていると思う「ハッピー・ファームズ(Happy Farms)」(ファーストアルバムのB面3曲目)をリンクしておく。鉄壁のリズムセクション、独特なフレーズで歌うコーネルのギターソロ、渋く支えるエリックのサイドギター、素晴らしい演奏だと思う。

http://youtu.be/DXc_S83WK8k


テーマ:お気に入りの曲♪ - ジャンル:音楽

  1. 2012/04/06(金) 12:55:52|
  2.  フュージョン他
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

プロフィール

たーぼ

Author:たーぼ
ギリシャとバリが大好きな夫婦 夫(たーぼ)と妻(マー)です。
旅行記を中心に、音楽の話も少しずつ載せていきます。
下のカテゴリーからクリックすると、旅行記としてまとめて読みやすくなります。
コメント、質問はメールフォームからもお気軽にどうぞ。

カテゴリ

ブログ紹介 (1)
2017-04 バリ旅行 (19)
 ヌサドゥア (3)
 ウブド (10)
 サヌール (3)
2016-10 バリ旅行 (21)
 バリ東部 (6)
 ウブド (8)
 サヌール (3)
2016-08 ギリシャ旅行 (22)
 アンドロス島 (5)
 ティノス島 (5)
 シロス島 (4)
 ナクソス島 (4)
2016-07 ギリシャ旅行 (16)
 クレタ島 (12)
2016-04 バリ旅行 (23)
 チャングー (5)
 ウブド (11)
 サヌール (4)
2015-10 バリ旅行 (20)
 サヌール (4)
 チャンディダサ (4)
 ウブド (8)
2015-08 ギリシャ旅行 (20)
 サモス島 (6)
 パトモス島 (5)
 コス島 (4)
2014-10 バリ旅行 (19)
 ジンバラン (3)
 ウブド (9)
 サヌール (3)
2014-08 ギリシャ旅行 (26)
 セリフォス島 (4)
 シフノス島 (4)
 ミロス島 (7)
 ナクソス島 (4)
2014-07 ギリシャ旅行 (18)
 スキアソス島 (4)
 スコペロス島 (5)
 ミコノス島 (4)
2014-04 バリ旅行 (21)
 サヌール (5)
 ウブド (9)
 ブノア (2)
2014-01 バリ旅行 (15)
 サヌール (4)
 ウブド (7)
2013-08 ギリシャ旅行 (28)
 出発~ナクソス島 (4)
 フォレガンドロス島 (7)
 イオス島 (6)
 サントリーニ島~帰国 (5)
2013-05 バリ旅行 (14)
 出発~ウブド (7)
 サヌール~帰国 (6)
2013-01 バリ旅行 (14)
 出発~ウブド (7)
 サヌール~帰国 (6)
2012-08 ギリシャ旅行 (18)
 概要 (5)
 ロドス島 (4)
 ナクソス島 (5)
 サントリーニ島 (4)
2012-05 バリ旅行 (7)
2012-01 バリ旅行 (9)
 ウブド (5)
 サヌール (2)
2011-08 ギリシャ旅行 (15)
 レフカダ島 (9)
 ナクソス島 (4)
2010-08 ギリシャ旅行 (14)
 スコペロス島 (7)
 ナクソス島 (2)
 サントリーニ島 (3)
2010-05 バリ旅行 (10)
 ウブド (5)
 サヌール (3)
2009-08 ギリシャ旅行 (17)
 ミラノ (1)
 ミコノス島 (4)
 ナクソス島 (5)
 パロス島 (5)
2007年以前のギリシャ旅行 (14)
 旅行記録 (1)
 ナクソス島(2007年) (1)
 イカリア島(2006年) (1)
 ケファロニア島(2005年) (1)
 ヒオス島(2004年) (1)
 ミロス島(2003年) (1)
 サモス島(2001年) (1)
 ロドス島、コス島、クレタ島、レスボス島 (3)
 サントリーニ島(2000年以前) (1)
 ミコノス島(1997年~2007年) (3)
2010年以前のバリ旅行 (3)
ギリシャ・バリ全般 (11)
2006年プーケット旅行 (6)
2003年コタキナバル旅行 (9)
その他海外旅行 (2)
旅行の準備 (1)
国内旅行 (42)
散策/飲食 (16)
料理 (3)
音楽 (13)
 フォーク/Jポップ系 (5)
 ロック/ポップス系 (5)
 フュージョン他 (3)
その他 (3)
未分類 (0)

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ゲスト