ギリシャ、バリに魅せられて

ギリシャとバリの旅行記。音楽の話題も少し。

今年行った3回のライブ

 今年最後の記事として、ライブ公演の感想を書いておこうと思う。僕も学生の頃にはよくライブ公演(コンサート)に行ったものだが、社会人になってからはすっかりご無沙汰。でも、今年からはマーともども時間に余裕ができたので、お気に入りのアーティストが来たらライブを聴きにいくことにしたのである。

 最初は4月にパシフィコ横浜で行われたジェフ・ベック(Jeff Beckジェフベック
僕としては1977年ごろだったか、スタンリー・クラークと一緒に来日した時に武道館で見て以来になる。ギタリストとしては超一流、革新的なアルバムを幾つも発表してきたけれども、やっぱり一番好きなのは「Blow by Blow」、「Wired」の頃になる。とはいえ、今年70才になってもまだ新たなチャレンジを試みているのはすごい。

 満員の会場は予想どおり圧倒的に男性が多かったが、幅広い年齢層だった。今回はサイドギター、ベース、ドラムスという4人編成で、キーボード抜きだったため音の厚みという点で個人的にはちょっと残念。でも、久々に生で聞いたジェフのギターは圧倒的な迫力だった。この人の魅力は音色の豊かさ、リズム感、超絶技巧といろいろあるけれども、やっぱり一番はフレーズの鋭さにあるのかなと思う。MCはほとんどなく淡々と曲が進む構成で、かつ観客は立つこともなくじっくりと音楽を聴くという状況がとても良かった。

 次は10月に武道館で行われたボストンBoston)。ボストン トムシュルツ
何と35年ぶりの日本公演だそうだが、前回は行っていないので僕にとっては初めてになる。MIT出身の天才トム・ショルツ率いるこのバンドの魅力は、何といってもそのサウンドの完成度の高さにある。一時期、ジャーニーとともに「産業ロック」と呼ばれていて、そのネーミングは好きではないけれども、メロディアスでわかりやすい作風であることは確かだ。個人的には初期の2枚とともに、10年ほど前のアルバム「コーポレート・アメリカ」がお気に入りだ。

 10月9日最終公演の武道館は満席。8割以上が中高年層の男性で、会社帰りのスーツ姿が目立った。今回のバンド構成はギター3人にボーカル、ベース、ドラムスで、これが全員腕達者のミュージシャンだったから、見事な分厚いサウンドを作り出していた。トム・ショルツがたまに話すメッセージはすべてスクリーンに日本語訳が表示されるのも、彼ならではの計算された内容。それにしても、トム・シュルツはギタリストだけでなく、キーボードプレーヤーとしても超一流の腕前で、驚きの演奏を披露してくれた。僕が一番好きな「A Man I’ll Never Be」をやらなかったのは残念だったけれども、彼らの一番のヒット曲「Don’t Look Back」のイントロが流れ、サビでツインギターがハーモニーを奏でる時は鳥肌の感激ものだった。

 最後は12月4日、渋谷公会堂での高中正義高中正義
彼も還暦を超えた年齢だが、ソロギタリストになってから多くの傑作アルバムを世に出してきた。僕にとってはジェフ・ベックと同様に、70年代後半に見て以来、久々のライブになる。

 渋谷公会堂は結構幅広い年齢層で埋まり、ヒット曲「ブルー・ラグーン」で始まった。この日の選曲はベストに近く、バンドの演奏は見事で音響も良かった。高中のしゃべりも軽妙で楽しませてくれる(意味不明なMCという点で高中正義と井上陽水が双璧という話は面白かった)。中ほどで、高中が外国人のど自慢番組を見て出演を依頼したという東大生の女性(ツィスマリさん)が登場して、名曲「渚・モデラート」のボーカルをやってくれたが、素晴らしい演奏だった。アンコールにはヒット曲メロディ、さらには僕が一番好きなアルバム「虹伝説」から「You Can Never Come To This Place」まで披露してくれた。これまた鳥肌ものの名演だったけれども、さすがに少し疲れていたのかもう少し弾けるはずなのにという思いも。ただ、昔の(70年代の)高中は結局「Ready To Fly」なのかなという感じだったが、これだけキャリアを重ねると名曲が多く、懐が広いなあと感じた。

 以上3公演、どれも良かったけれども、曲目や会場、それに日本語での語りという点も含めて、やはり高中正義のライブが一番印象に残った。来年もまた是非、幾つかのライブを聴きに行きたいと思う。

 


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まとめと会計記録 [2014-10バリ旅行]

 

まとめと会計記録


 一度も雨に降られないという幸運に恵まれた2週間だった。昨年のAPECに合わせた空港新ターミナルや海上バイパスの整備、ウブドでは道路状況の改善、そしてサヌールでも始まったホテルの新増設など、バリ島のインフラは変わりつつある。でも、バリ島ならではの文化はそのままだし、食事やマッサージの楽しみも変わらない。さすがにもう驚きはあまりないけれども、ゆったりと暮らす居心地の良さは我々にとって大きな魅力だ。

 今回は久々に訪れたジンバランで、特にビーチとしての魅力が予想以上だったことが印象的。ウブドやサヌールはいつもながらの生活だったが、リピートのところも新しいところも十分楽しむことができた。こんな感じで我々のバリ旅行は毎年続くのだと思う。

 雨に関しては、過去数年の天気を調べてみると、やはり10月後半から11月前半は週に何回か雨が降っているので、今回は恐ろしくラッキーだったのだ。(7月のスコペロスの埋め合わせか?)
 今後当分の間、我々は今年と同様春と秋にバリに行くことになると思うけれど、春は雨季明け、秋は雨季直前で、いずれもバリで最も蒸し暑い時期に当たり、さらにある程度の雨も覚悟しなければならず、なかなかやっかいな季節ともいえる。しかし、フルーツもおいしいし、暑いところが大好きな私としては全く問題ない。
 それから、最近バリを通じていろいろな方と知り合いになりつつあるので、出会いを大切に今後も人との関係を広げていけたらと思う。(マー)

 最後に、会計記録をまとめておく。マイレージフリーチケットだったため2週間の旅行としては安かったはずだが、我々の感覚ではホテルも食事もそれほど贅沢していないのに結構かかったなあという思いもある。旅行中も円安の影響で両替レートが下がり始めたし、今後はさらに割高になるかもしれないが、他の国に比べたらまだまだ相対的には安い旅行が楽しめるはずだ。

 

会計記録

  交通費   20,684円 (ガルーダインドネシア航空フリーチケット)

  宿泊費  136,574円 (13泊分、平均10,506円)

  飲食費   51,510円 (一日平均3,679円)

  娯楽費   16,048円 (マッサージ、踊り)

  その他    5,191円 (バイク、チップなど)

  総計   230,007円 (1万ルピア=93円)

 



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