ギリシャ、バリに魅せられて

ギリシャとバリの旅行記。音楽の話題も少し。

定宿リ・カーヴ箱根への一泊旅行

 

 前の記事「ワインのコストパフォーマンスを思う」に幾つもの拍手をいただき、ありがとうございました。我々の価値観に共感して下さる方も多いようで、とても励みになります。ギリシャ、バリの旅行記主体のブログですが、時々はこうした身近な話題も取り上げてみたいと思います。

 さて、今週は我々の定番の宿、リ・カーヴ箱根に行ってきたのでその報告を。といっても、これで19回目となるこの宿に関しては、このブログで既に3回書いているけれども(前回のリポートはこちら)、今回もまた十分な満足感が得られたので紹介しておきたいと思う。

 3月10日火曜日、全国的に強風だったこの日は、横浜から西湘バイパスを経て、最初に箱根芦ノ湖畔にある九頭竜神社と白鳳神社へ行ってみた。湖尻ターミナルにクルマを停めて、そこから九頭竜神社までは2kmの道のり。時おり芦ノ湖の眺望が開ける林の中の道は、散策にはぴったりのコースだ。新緑や紅葉の時期にはさらに美しい眺めが期待できるのだと思う。

 ちなみに、国道134号線は2月末に全線4車線化が完了したばかり。長年渋滞していたこのあたりは、クルマの流れが劇的にスムーズになり、うれしい限りだ。(マー)

湖尻からの散策道

途中に高い杉木立の中を通る散策道

 九頭竜神社は箱根九頭竜の森の中にあり、入場料は500円。最近は縁結びの場所として、女性に人気のところらしい。3月の平日ということで訪れる人は少なかったが、ゆっくり一周して30分くらいの散策コースは気持ちいい。かつてはプリンスホテルの貸コテージだったところ(30年前に利用したことあり)が今は営業していないようで、ちょっと寂しかった。

芦ノ湖の鳥居

芦ノ湖にある赤い鳥居(写真では小さくてわかりにくいと思いますが)

九頭竜神社

九頭竜神社と鳥居
(赤い塗装が剥げていますが、ミコノス島のようにシーズン前には再塗装するのでしょうか?)

 リ・カーヴ箱根には午後3時前に到着した。部屋は南館5階のスタンダードツイン(32平方メートル)で、この日は北館の先に箱根の外輪山がきれいに見えた。このホテルでは多くの部屋が景観は望めない立地になっているけれども、天気の良い日に山を望むのはやはり気持ちがいいものだ。大涌谷から引いている白い濁り湯の温泉も素晴らしく、湯上り後もイオウのにおいが残るのがまたいい。

スタンダードツイン  北館と箱根の山

スタンダードツインの洋室、目の前の北館越しに箱根の山を望む

リ・カーヴは、15時チェックイン-11時チェックアウト。チェックアウトタイムは以前10時だったと思うが、延長されたようだ。また、到着時は15時までは部屋に入れないけれど、早目に到着した人たちはフロントでチェックインを済ませて15時になったらすぐに部屋のキーを受け取れるようになっており、チェックインラッシュを緩和している。(マー)

 夕食バイキングはここの最大の楽しみだが、今回も十分に満足できる内容だった。和洋中60種類との売り文句だが、小皿に取り分けられた料理は見た目も美しく、「懐石バイキング」と称されるのにふさわしい。どの料理もひととおり食べてみようと思わせるラインナップだ。リピーターの我々にも初めて見た感じの料理が多く、料理長の引き出しの多さを感じた。今回は「これは素晴らしい」と唸るまでの料理はなかったが、どの一皿も平均点以上の出来栄えだった。

懐石バイキング  実演コーナー

小皿に盛られた夕食バイキング、実演コーナーでは寿司、揚げ物、ステーキ

夕食バイキング その1

1回目に取った小皿の数々、中央右端のカレイと大根のアラ焚きが秀逸

夕食バイキング その2

2回目、この日のズワイガニは身が詰まっていて美味

夕食バイキング その3

3回目、名物のアスパラ揚げはやっぱり美味、アジのつみれ汁に寿司も

夕食バイキング その4

4回目、ふきのとう味噌のおにぎり、塩ラーメン、にしんそば

バイキングは好きなものを自由に食べられる点で、我々の好みによく合っている。和懐石風献立は工夫され計算された料理の素晴らしさを味わえるが、自分の気分のおもむくままに食べることはより大きな魅力があるような気がする。「白魚の卵とじ」から「牛肉シューマイ」、その後にイタリアン風の「ライスコロッケ」なんて食べ方は、バイキングならでは。ギリシャでもバリ島でも、「できた料理から持ってきて」が好きなので、言ってみれば居酒屋スタイルがお気に入りなのかもしれない。

 夕食は90分の交代制で、時間はチェックイン時に先着順で決めることになる。この日は最終が20時、その前が19時15分だったので、この回を選んだ。最終回になると、料理はまだ十分補充されるけれどもややせわしない感じになるので、やはりその前あたりがお勧め。この日、なぜか若い人たち(女性グループ、男性グループ)が多く、いつもシニア層が多い平日のリ・カーヴ箱根にしては新鮮な感じがした。

 夕食に関しては、相変わらずひと手間かけた料理を小皿に盛った“懐石バイキング”が健在。特に各種の和風小皿に添えられている野菜がおいしい。小松菜や分葱のお浸しなどは、お出汁のきいた優しい味で歯ごたえもよく絶品。中華系は安定しておいしく、定番メニューの麻婆豆腐も味のレベルは高い。さらに、大好きなイタリアン系が少し復活してきて、生ハムののったブルスケッタ、アランチーノ(ライスコロッケ)、トマトクリームソースのタリアテッレなど初お目見えのものがあった。我々はワインを楽しみながらゆっくり食事をするので、デザートは少しだけしかいただかないが、小さなグラス入りの各種プリンの中でキャラメルプリンは出色。甘いもの苦手の私も思わずリピート。(マー)

夕食バイキング デザート

最後のデザート、この頃には満腹状態

 朝食は定番メニューのバイキングでさほど特徴はないが、時間が50分に延長されていた。やはり40分では短いという意見が多かったのだろう。コーヒーもゆっくりと飲めて、これはいい改善だったと思う。

朝食バイキング

朝食のバイキングメニュー

 というわけで、リ・カーヴ箱根は我々にとっては何回行っても満足できるところ。今回はじゃらんネット経由の予約でひとり9,980円だが、平日宿泊の箱根で、食事と風呂に特化すれば、まさにコストパフォーマンス抜群の宿だと思う。

 リ・カーヴ箱根はいつ行ってもほぼ満室に近いが、この状態が長年続いているのは並々ならぬ経営努力があるからだろうと思う。お風呂も良いし食事もおいしいけれど、ハード面では客室数の割にお風呂は広いとは言えないし、レストランはかなり狭い。このあたりを、ソフト面の工夫で補っているのだ。特に食事は、開始時間を細かく区切って分散させることや、ほとんどの料理を小皿に盛りつけることで、ビュッフェスタイルでも料理の前に並ぶことなく、しかもきれいな状態で取ることができる。

 これまで訪れた“約1万円の宿”の中では、館山の休暇村がこことは似たタイプで、新鮮なお刺身が食べられるという利点はあったものの、総合的にはやはリ・カーヴ箱根に軍配があがる。また、箱根という場所自体が四季折々に素晴らしく、横浜からも近いので、今後もよほどのことがない限り定期的に行くことになるだろう。(マー)

 


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  1. 2015/03/13(金) 11:35:14|
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