ギリシャ、バリに魅せられて

ギリシャとバリの旅行記。音楽の話題も少し。

帰国を前にして [2015-08ギリシャ旅行]

 コス島のアパートで最後の夕食へ行くところ。明日の夜にはアテネ(ラフィーナ)に移動して、帰国することになる。今回は天候に恵まれ、日を追って黒さが増していく自分の顔に苦笑しつつ、サモス島、パトモス島、コス島と本当に素晴らしいビーチバカンスを楽しむことができた。帰国後に旅行記をまとめていくとして、我々も気にしていた2つの懸念について簡単に報告しておきたいと思う。

2015年夏のギリシャ(経済)はどうだったのか

 ここ何年かギリシャ経済危機が言われていたけれども、今年は世界的な関心事になった。ユーロ離脱かと騒がれたのはつい2か月ほど前のこと。国民のデモ、ATMでの現金引き出し制限が行われ、そして混乱を嫌っての観光客離れ(特にドイツ?)がニュースになっていた。昨年まではギリシャ危機といっても、「夏のバカンスシーズンは問題なし」を実感していた我々だが、今年はさすがにちょっと心配していた。

 結論は、「夏のエーゲ海の島に来たらいつもと同じ」だった。影響は多少なりともあって、一部の島(例えばミコノス島?)では観光客減少があったようだし、コス島リゾートタウンの繁華街では廃業して放置された店が幾つか見られた。でも、今回の3つの島ではどこも多くの観光客(ギリシャ人含む)で例年どおり賑わっていたし、海の素晴らしさは何も変わっていなかった。そして、フムフムさんからいただいたコメントどおり、ギリシャの人々の暖かなおもてなし(フィロクセニア)もそのままだった。

難民問題の影響はどうだったのか

 東エーゲ海の島にもシリアからの難民が多数押し寄せているとのニュースが報道されていた。難民問題では欧州全体が揺れており、簡単には解決できないことだろうが、観光客の立場のみから言えば危険な影響は避けてほしいということになる。

 今回、我々の行った島でも多くの難民がいたはずだが、結果的にその影響は全くなかった。これは我々の選択肢がたまたまラッキーで、サモス島でもコス島でもメインの町(フェリーの着く町)ではなく、離れたリゾートタウンを選んだから。予約した半年前の段階では想定しえないことだった。サモス島のメインの町(サモスタウン)に行った時は、港前の広場に多くの難民が集結していたし、途中の道路を歩いている姿も何回か目撃した。でも、リゾートタウン(サモス島のピタゴリオ、コス島のカルダメナ)では難民を見かけることはなく、例年と同じく明るい賑わいだった。難民問題が良い方向に向かうことを願いつつ、影響が避けられたことに正直ほっとした。

 最近のギリシャは大きな問題を抱えてしまっているが、夏のシーズンはどこでも皆がんばっていて、よほどのことがない限りエーゲ海のリゾートは健在と思えた。私としては、経済危機より難民問題の方が長期化しそうでとても気になる。また、経済危機に対しては我々がリゾート客としてキャッシュを落とすことがわずかでも貢献になるはずだけれど、難民問題の方はいかんともしようがなく、大勢の人たちが行先もままならず困っているすぐ近くで、我々はリゾートを楽しんでいてよいのかという気持ちもある。しかし、我々は来年もまた確実にギリシャへ行くのだ。(マー)

 


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テーマ:海外旅行記 - ジャンル:旅行

  1. 2015/09/09(水) 02:06:21|
  2. 2015-08 ギリシャ旅行
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

たーぼさん、まーさん、今年のギリシャもリゾートを満喫できたようで本当に良かったです!
今年は本当に経済危機と難民問題(特にコス島)で、どうなっちゃうんだろうと心配していましたが、相変わらずの美しい海とギリシャの人たちのあたたかいおもてなしを満喫されたようで、うーん、うらやましいです!!!
結論を聞いて本当にほっとしました!
それにしてもサモスタウンにも難民の人たちがいるなんて想像できません。
そして来年もまた確実にギリシャに行く!と聞いてなんだかとっても嬉しくなっちゃいました。
残りの1日もどうぞめいいっぱい楽しんでくださいませ!
日記のアップも楽しみにしています!
  1. URL |
  2. 2015/09/09(水) 22:58:25 |
  3. ももこ #-
  4. [ 編集 ]

ももこさん、ご無沙汰です。バリ旅行を楽しまれてきたところですよね。
今、ラフィーナのホテルに着きました。
これでギリシャ旅行も終わりかと思うと寂しいですが、でも今回、本当にギリシャの素晴らしさを再認識しました。
旅行記をまとめるのも一苦労ですが、また読んで下さいね。
  1. URL |
  2. 2015/09/10(木) 02:41:54 |
  3. たーぼ #-
  4. [ 編集 ]

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